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鬼瓦松元の七転八釣

南九州を中心に旬の魚を追っかけてます。 釣果は・・・。他、小さな庭に、植物、果実を植えています。

桜島避難港3番


知り合いの安田さん夫婦からイカ釣りの誘いを受け昼すぎに避難港3番に着いた。狙いはアオリイカで夕方からの泳がせ釣がメインとなるがエサになるアジを釣る為に早めの釣場到着となった。安田さんからの手作り弁当を頂き、仕掛けとマキエを作って釣り開始だ。とは言うものの、夕方にならないとアジは釣れないので私は昼間メイタと鹿児島の方言で言うアメ(クロサギ)と言う魚を狙うことにするがアジが回遊した時のことを考えて針はキンリュウの新製品勝負グレ5号を使う。安田さん夫婦はキンリュウの遠投ピラミッドサビキをセットして最初からアジ狙いだ。ところが潮が殆ど動いておらず、フカセ釣りのエサも盗られないしサビキにも何にも釣れない。何時もであればアメぐらいは必ず釣れるはずなのだが・・・。泳がせ釣りのエサが無い事には夕方には帰らなければならない。日も大分西に傾きだした頃に私に待望のアタリが来た。釣研の全遊動X-DG2が微かに沈んだのである。軽く合すがエサだけ盗られて何も付いてこないのだ。数回こんな感じでこのアタリはアジかも知れないとウキはそのままで潮受ウキゴムの下ゴムだけをハリスまで移動してグレエースSPをセットし、ウキ下1ヒロで流してみた。すると値千金、待望のアジが竿を曲げたのである。更に浅めにしたサビキ仕掛けにもアジが食いだし日暮れ寸前のとこで泳がせ釣りのエサが釣れたのである。
早めの夕食を済ませ、本格的なアオリイカ釣りに突入する。仕掛けはダイコーの釣技2号に釣研のアオリイカSP4号をセットしてヤマシタのイカ泳がせBRにアジゴを瀬掛けで付ける。ウキ下は2ヒロ半だ。
ここ避難港の3番は岸壁の後方に水銀灯があり、夜間でもライト無しで釣りが出来るし、なんと行っても小魚が寄ってきておりイカの魚影は濃い。アオリイカSPにケミホタルをセットして灯りの境目に魚にショックを与えないように優しく投入する。釣り立で元気の良いアジゴはウキを引っ張り「アタリか!」と緊張するが、やがてアジゴも疲れたのかウキに動きはなくなった。こうなるとイカが抱きついて来るのを待つだけなので暇でしょうがない。そこで泳がせ釣りの空いたところでエギでも投げる事にする。未だにサマになってないエギングを繰り返していると、私のウキが海中に入ったまま浮いて来ないのを横目で確認。直に置き竿のところに走って行き竿を持つが安田さんから「早合わせは駄目じゃっど」と言われた。普段、ウキ釣りをやっているとウキが入ったら直にでも合わしたいところだが、イカが警戒心をなくしアジを食べるのに夢中になるまで待つらしい。安田さんからOKが出たのでゆっくりリールを巻いてみると重たい。慎重にゆっくりとリールを巻いているとアジを抱いているイカが水銀灯の灯りに照らし出された。その瞬間、シュッと海面で墨を吐き出したがしっかり針係している為イカは逃げる事ができず、安全を期して差し出してくれた安田さんのタモに無事納まった。400グラムのアオリイカで、いかシメQで〆てクーラーに入れる。再び新鮮なアジをもらい同じ所に投げ入れた数分後、又もやウキがジワーッと入っていった。今度は落ち着いて道糸が動くのを糸ふけと取りながら待っていると穂先にイカが引っ張るような感触が伝わって来た。静かに竿をあおるとズッシリした重さが伝わって来た。最初は根掛りかな?と思ったが引っ張ってくるうちにモゾモゾ動き出し海面近くで大きく墨を吐き出した。これは良型だ。慎重にタモに入れ2ハイ目ゲット。
型は800gで私としては最高の型だ。時計の針を見ると午後11時。私は2ハイも釣れたので直にでも帰りたかったが、安田お師匠さんが太刀魚しか釣ってないのでもう暫らく頑張ることとするが何と3ハイ目も私の仕掛けに来てしまった。でも温和な安田さんはニコニコ顔。そこで今釣れたイカをクーラーに入れると更にニコニコしてやっと帰れる事となった。今後錦江湾周辺はイカ及びチヌ釣りがメインとなるが季節風を遮る岸壁が各所にあるので防寒対策さえすれば楽しい釣りが展開できるはずだ。(釣春秋2月号より抜粋)