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鬼瓦松元の七転八釣

南九州を中心に旬の魚を追っかけてます。 釣果は・・・。他、小さな庭に、植物、果実を植えています。

ダイワグレマスターズ


私のシーズン初めのクロ釣りはダイワグレトーナメントからだ。釣仲間8名参加メンバーが集まったのでマイクロバスを借りて賑やかに都城出発となった。バスの中は情報交換の場と化して今回のトーナメントについてウキ下、マキエ等各自の秘策を話し合ったが殆どの釣人が今シーズン初めてのクロ釣りでまとを得てない。昨年は浅棚で釣れたので今回もウキ下は浅目が良いのではと結論に達して、各自存分に力を出しお楽しみ抽選会で商品をゲットしようと言う事で大騒ぎのマイクロバスは串木野港へ突進して行ったのだ。
会場に着くと気合いの入った釣人で熱気ムンムンだ。私も身支度をして渡船の抽選へと並ぶがさすがにダイワの釣大会とあってチームダイワグレのメンバーは服装からしてカッコ良い。私?頭のテッペンから爪先まで全メーカーで決めました。
抽選箱に手を入れ引き当てたのは3番札。担当の人から蝶栄丸の3番と聞かされた時は少々ガックリきた。何故ならば2人ずつ磯に乗せたとして2番目の渡礁となる訳だが大抵里の場合沖磯から乗せて行く筈だ。先日釣友の山純君が甑で竿を出した時一番釣れていたのは里の地磯周辺で特に殿先周辺が良かったとの事。沖磯はイスズミだらけと聞いていたので今回も終わったなと同礁する釣研FG鹿児島支部長の田中君とトーンダウンして乗船の順番を待った。
ベタ凪の海上を蝶栄丸は順調に走っているみたいで船室で横になっていても殆ど揺れる事が無い。うつらうつらしながら時計の針を見ると既に1時間過ぎており沖磯だったら既に着いているはずだ。順番が早めなので身支度をして外に出てみると沖の瀬周辺を過ぎて里港の方に向かっているではないか。もうしかして地磯から?とサーチライトに照らし出された周辺を見ると何と右手に里港が見える殿埼周辺だ。先ずは宮崎の釣研FG支部長の川添さん達が飛び乗り続いて我々がやや瀬の低い所に降りた。釣具を安全なところに運んで早速釣りの準備に取り掛かるがそんなに深くなさそうな釣場なので2ヒロの誘導仕掛けとしてウキは釣研のオールラウンドモデルのどんぐりSPG2の30cm遊動とした。
試合開始の合図でマキエ(集魚剤はつり万の全層グレ遠投、ピンポイントグレ)を足元に入れると良い具合に潮が右に流れて行く。ひょっとして規定の25cmオーバー5枚は確実かもと期待の第1投を竿1本先に入れてやや張り気味に流すとどんぐりSPが潮を掴み如何にも魚が引っ張って行きそうだが現実はそう甘くなく、中々釣れてくれない。隣で竿を出している対戦相手の田中君も苦戦している様子が横眼で確認できる。そこで正面先端まで伸びている沈み根周辺にマキエを入れると何かしら魚影が見え出した。「良いぞ良いぞその調子」とバンバンマキエを入れると魚が反転し出した。これって入れ食いの前兆?とやや遠投気味に仕掛けを投げて魚の真ん中にツケエが来るように仕掛けを引っ張ると一気に竿に乗って来た。正面の沈み瀬を交わす為に竿を右に倒して強引に引き抜くと良い具合に魚を足元まで導いて来たが何か引きがおかしい。余り瀬際に立たない様に海中を覗き込むと白い魚が反転している。そうエサ盗りのイスズミでガックリ。その後もイスズミとバリが竿を曲げ釣果の無いまま釣場交代の時間となった。後半に場所の優先権がある田中君に「場所変わる?」と聞くとこ「ここで釣ります」と釣座を変わらない意向を示した。それならば心機一転と仕掛けを思い切りチェンジしてみるかと全遊動テクニカルG2をセットして沖目の深場を全遊動で狙う作戦へ切り替えた。その一投目、いきなりウキが入って行った。突然の事で慌てて合わせを入れたが正体は小さなエサ盗り金魚。それでもテクニカルG2の感度に感心しながら金魚を数匹釣った後上品なアタリが来た。これは対象魚のクロと確信した私は慎重にやり取りしてタモを用意すると魚が反転した時にキラリと光る魚を見てしまったのだ。確実にクロでは無い事は分かっているが正体を見ようと慎重にタモ入れしたのはヘダイだった。その後も数匹ヘダイを釣り今回は(今回も?)駄目かなやや諦めムードの中ウキが海中深く吸い込まれて行った。又ヘダイかと軽く合わすといきなり竿に乗って来た。この引きはひょっとしてクロかも知れないと慎重にやり取りするが魚が沈み瀬で切られないかと冷や冷やのやり取りだ。竿を思い切って海面ギリギリに倒して魚を引っ張りだすように強引にリールを巻くと運良く右沖に魚が走りだしたのだ。更に竿の弾力を利用してポンピングで寄せると瀬際に黒っぽい魚影が目に入った。これは間違いなくクロだとややオーバーアクションでやり取りして魚が浮いたところでタモを差し出すと高級魚のヌメリコ(アラの子)が海面を割って出てきた。クロでなくてガックリだが土産が出来たのでこれで良しとして〆てクーラーに入れて残り僅かな時間頑張ったが周りの選手誰一人竿を曲げる事無く今回の釣大会は納竿の時間を迎えた。
港に着き、検量に関係ない我々は帰り支度を始めるが全体の30%の釣人が検量したらしいと他人事みたいに話していると何と我がクラブの徳満氏と福重氏がブロック大会出場権を得てまさかの入賞となった。当然帰りの車中では2人の自慢話が都城到着まで続いたのは言うまでもない。